デロイトトーマツコンサルティングとネイチャーテックスタートアップのバイオームと協業
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に対応した情報発信コンサルティングを開始
総合PR会社 共同ピーアール株式会社は、大手コンサルティング会社のデロイトトーマツコンサルティング合同会社と生物多様性を保全する取り組むネイチャーテックスタートアップ企業のバイオーム株式会社と協業で、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に対応して、企業や団体が取り組む必要がある環境問題、及び、その情報発信を支援するコンサルティングを開始致します。
2022年12月にモントリオールで開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、2030年までの世界の生物多様性保全に関する初の国際目標である「昆明・モントリオール生物多様性目標」が採択されました。翌年2023年には、企業や金融機関が自然資本や生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価・開示するための国際的な組織であるTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)が本格的に始動しています。これまでも国内外の大手企業を中心に財務諸表中で自然資本について開示する取組が始まっていますが、今後は中堅・中小企業においても、TNFDに関連して、企業や団体が環境保全に取り組むことが必要になると想定されています。
我々はその方法のひとつとして、生物多様性保全に資する地域を登録・保全する仕組みであるOECM(その他の効果的な地域をベースとする手段)の活用を提案しています。同時に、環境保全の取り組みについて情報発信を行うには、単なる宣伝ではなく、実際の取り組みや成果を透明かつ誠実に伝えるパブリックリレーションズ(PR)活動が必須になると考えています。
そのため、当社は、環境省をはじめ各省庁の委員を務め、TNFDでの中心的な役割を担っているデロイトトーマツコンサルティング、及び、ビッグデータや解析技術を用いてOECMや自然共生サイト認定を支援するバイオームと協力して、TNFDやOECMに関する理解促進のための合同セミナー、及びコンサルテーションを実施してまいります。