サイトアイコン 広報支援-PR ever-

AIと人間の幸せなマリアージュ

日経xwomanでアンバサダーを務める傍ら、ふだんはPR会社としてAI企業AppierのチーフAIサイエンティスト、Min Sun(ミン・スン)氏と仕事をしています。世界最先端のAI研究に日本で最初に触れ、世の中の役に立つよう伝える、とても幸せな仕事です。

そこでも常に話題になるのは、日経doors「AIで消える仕事、生まれる仕事とは?」藤原和博氏の記事にある
どの仕事もAIと協業が必須
という点です。

2019年9月30日の日本経済新聞朝刊には、「AI化で失職リスク 日本の女性、男性の3倍」というショッキングな記事がありました。
これは、国際通貨基金(AI)がまとめた世界30カ国を対象にした調査結果。

 「日本では女性の仕事の12%が失職リスクにさらされており、男性の約3.4倍」

と、“男女差別の結果では”と憤慨したくなるニュースが報じられています。
しかしながら「認知能力や対人スキルが必要な職場で、AIを活用した生産性の底上げを進められるかどうかがカギ」という指摘は、藤原氏と同じ主旨。そのとおりだと思います。

ちなみに3時間以上かけてようやく見つけた出典元がこちらのダウンロードサイトにありました。
む、なにーっ!?「自動化リスクが一番高いのは、学歴が低く40歳以上で事務、サービス、営業のポジションについている女性層」って、まさにわたしのことじゃないですか!!!

“Is Technology Widening the Gender Gap? Automation and the Future of Female Employment” Page 5 “—in Japan, for instance, women are three times more likely than men to fall into a highrisk group. Less well-educated and older female workers (aged 40 and older), and those in clerical, service, and sales positions are disproportionately exposed to automation.”

しかし、憂うことなかれ。安心材料があります。
2019年11月12日、翔泳社 EnterpriseZine「第3回 自然言語処理の進化で記者や通訳者の仕事はなくなりますか? 谷川 耕一著」を引用しましょう。
ここでスン氏は

「短い文章でテンプレートが決まっているようなものであれば、恐らくマシンでも書けます。こういった文章を書く際にはスピードが求められるので、むしろマシンにやってもらうほうが良いかもしれません。

 一方で、ジャーナリストが書くような文章には、経験が必要となります。同じトピックの記事であっても、ベテランと若手では書く内容が異なります。経験があるからこそ書ける文章があり、それをマシンで完全に自動生成するのは難しいでしょう。

 経験豊富なジャーナリストであっても、この文章はこのような終わり方にしたらどうかといったアドバイスがあれば、より記事を書くことが楽になるかもしれません。そういった記事を書くためのサポートの機能は、今でもAIがカバーできるところだと思います」

と述べています。AIが助けてくれて、人間の経験が生きるって、AIと人間のマリアージュ!希望があるじゃないですか~~~!!

これは、藤原氏が述べる

「実は多くの仕事は情報を処理する力と情報を編集する力の両方が求められていて、この情報を処理する部分はAIに置き換わるけれど、情報を編集する部分は今後も人間が担っていくと思います。つまり人間がより人間らしい仕事を担っていくのです」

という見方と合致します。

そう、人間だからこそ書ける文章、“編集”という仕事があるのです。
そこでは経験がモノを言う。
そう考えると、歳を重ねることがとたんにキラキラして見えるじゃないですか!

結論として、この記事の中で藤原氏が伝える

「AIが発展することで、逆に人間にしかできないこと、例えば誰かとコミュニケーションを取ったり、相手にぬくもりや癒やしを与えたりするといった基礎的な人間力が問われる仕事はより重要性が増すと思います」

これもまったく同意、そのとおりだと思います。
マシンはマシン、人は人。適材適所で協力ですよね。

我田引水で恐縮ですが、PRは、自動化で生産性を上げながら、人間だからこそ伝えられる仕事です。
コミュニケーションが好きで、相手にぬくもりや癒しを与えたい就活生や転職希望者さんに、自信をもっておススメします。
あなたもぜひ、マシンの力を活かして、人間らしい仕事をしていきましょうよ!!!

運営者情報
共同ピーアール株式会社

モバイルバージョンを終了