PRパーソンが癒されるスナックとは?
 
 

スナックといえばお菓子を思い浮かべますか?中高年にとってスナックはお酒もおつまみも出てくる憩いの場(笑)。総務省の宿泊業・飲料サービス業に分類されます。いまやバーチャルスナックもあるようです。

意識高いスナックの経営者 木下紫乃氏、通称 紫乃ママが週1日、昼間だけオープンする「スナックひきだし」 には❝普通❞を装って個性豊かな面々が集います。 その数3年半で約2000人! 珠玉の新刊『昼スナックママが教える 45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』(日経BP/1400円、税別)にはそんな40代~50代の女性8人、男性2人が綴られています。

社会や歴史の不条理を飲み込みながら、地道に生き働くわたしたち。スナックひきだしには 「わたしなんて」といった劣等感や、「どうして」といった怒りを秘めた大人が、紫乃ママにガス抜きしてもらいに来ます。 自分自身や職場、家庭、世代との葛藤や虚しさは、頭と神経をすり減らすPRパーソンなら老い若きも、誰しも一度は覚えた感情ではないでしょうか。

そんな時に紫乃ママがかける言葉は心に響きます。『「本気で会社を変えるほどのパッション」がないんだったら、その怒りは捨てたほうがいい』『自分の半径5メートルをまず大事にして会社で面白いことをやったほうがいい』『自分が会社から受けている恩恵に対して、きちんと恩返しできるのであれば、会社での居心地もよくなってくる』。紆余曲折の紫乃ママならではの説得力です。

『あなたの「恥ずかしい人生」が誰かの背中を押すかもしれない』という言葉は、優しく自己肯定を誘います。若い人はもちろん、人生半ばの中高年こそ年齢のものさしを外してサードプレイスを作ることが必要。 「なんで私ばかり」と一方通行の怒りから脱却するためには、『優しく強力に「恩を売る力」』『自分の時間は自分が管理する大切な財産だと認識すること』が土台になります。

紫乃ママ自身も早速、有言実行。コロナを逆手にとり2020年10月に間借りを卒業、店主になりました。その実行力も忙しいPRパーソンが見習いたいところ。

ソーシャルディスタンシングを保ちながら人の心を軽くするママのおせっかいが、笑顔をつなぎます。
PRパーソンこそ自分が誰かの癒しになれる場、心のスナックを開きませんか。
ちょっとした優しさが結びつけば、きっと世界はもっとよくなります。

関連記事: もらった命、わたした命、バトンもってスナックへダッシュしよう:日経xwoman Terrace (nikkei.com)

運営者情報
共同ピーアール株式会社

自分も家族も仲間も大切!

PRコラムカテゴリの最新記事