2020年1月30日、日経BP社主催 日経ARIA読者交流会の記念すべき第1回目、『完璧なリーダーを目指さない「最強チームの作り方」』で日経ARIAアンバサダー(共同ピーアール株式会社総合研究所(PR総研)副所長)としてスピーチし、交流型のグループワークを盛り上げしました。
ふだんと違う登壇場所で緊張しましたが、他の登壇者の方々からの開眼するお話に触発されました。グループワークの発表はどれも共感し合う”生の声”で、心を揺すぶるもの。ティール組織、ポジティブ心理学、VUCA leadershipの、絶妙な組み合わせから生まれる一体感とパワーに感動。翌1月31日の祝 PR総研7周年リニューアル発表へ、心強い先導役となるイベントでした。
悩むプレイングマネージャー
冒頭は、 日経ARIA 大屋奈緒子編集長が挨拶。 昨年9月から新任編集長に就任し、記者や編集者としての仕事も抱えたプレイングマネジャーと自己紹介。「メンバーの力をどう引き出すか悩みながら、マネジャーとしての仕事が行き届かず業務時間は伸びるばかり…」という等身大の姿を共有して、参加者を引き込みました。
1/30(木)ARIA読者交流会/「最強チームの作り方」開催
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/041100092/010900023/…
【ティール組織】大西 倫加氏
続いて、株式会社さくら事務所社長、らくだ不動産株式会社社長の大西 倫加氏が登壇。自身のキャリア構築、組織経営、社長業継承と様々な失敗や経験、苦労から、悩んだ末にグリーンティー(グリーンとティールの中間)の組織を作った経験談は生々しく、すさまじい説得力がありました。ティール組織の背景にある思想、組織だった理論に納得し、人としてのあり方を学ぶ、力強い実例でした。
【ポジティブ心理学】 片岡 正美氏
株式会社あしばP&Lコンサルティング社長、特定社会保険労務士、 片岡 正美氏のテーマは『ポジティブ心理学』。 「幸せ」が仕事や職場関係、人生に与える影響を包括的に研究した心理学です。幸せがもたらす競争優位性を「幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)」としてデータ検証。幸せを分析して組織や経済に役立てるという、人に力を与える内容に、参加者は深く頷きました。
【VUCA leadership】上瀧 和子
わたしからは、『VUCA leadership』をテーマに登壇。ARIA世代だからこそできる、前例にとらわれないリーダーシップを提言しました。変動的で複雑な時代に、状況を捉え、チャンスを見つけるには、方向の見極め、安心安全、多様性、変化を促進する力が必要。社会に役立つと自分が強く信じることは、ひとりでも行動を始める、個人・社会的起業「Individual Socialpreneurship」も紹介しました。
ARIA世代のせきららトーク
続いて、参加者がグループごとに、理想のリーダー像、それに向けてしていること、これからしたいことなどを話し合いました。経験値が高いARIAメンバーの話はひとつひとつに説得力があり、発表ごとに「そうそう」という共感の声が上がりました。全貌はぜひ、日経ARIA記事をご参照ください。
日経ARIA読者交流会レポート
理想のリーダーってどんな人? 読者交流会で探る
3人の識者によるトークと、全員参加のグループワークで議論を深めました
《上瀧和子取材にご協力いただいた皆さまに御礼》
・SAPジャパン 常務執行役員 人事本部長 オリガ スグルスカヤ氏
・SAPジャパン 人事戦略特別顧問 アキレス美知子氏
・東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークバランス推進部チーフコンサルタント、ファザーリング・ジャパン理事 塚越学氏
・早稲田大学大学院 経営管理研究科教授 川上智子氏
・Kotler Impact CEO, World Marketing Summit Group CEO Sadia Kibria氏
参考:共同ピーアール株式会社 総合研究所(PR総研)
https://prri.kyodo-pr.co.jp#